NetScreenの設定

サーバーの準備が整ったらNetScreen側の設定を行う。
NetScreenに管理者権限でログインしていることを前提とする。

メニューバーより、Configuration>Auth>Auth Serverへと移動する。

左上のNewボタンをクリックし、認証サーバーの設定画面に入る。

ここで以下のような設定を行う。

Name: RADIUS [任意の名前] 
IP/Domain Name: 192.168.1.254 [RADIUSサーバーのIPアドレスもしくはドメインネーム]
Account Type: Adminのみチェック [何の認証に使用するか]

RADIUS, Secure ID, LDAPのなかからRADIUSを選択肢、以下の設定を行う。

RADIUS Port: 1812 [ラディウスサーバーの使用する認証ポート]
Shared Secret: juniper [セッションに使用する共有シークレット]

Shared SecretはFreeRADIUSのclients.confに設定したsecretを入力する。

ここまで入力をしたら、OKボタンを押し設定を反映する。これでRADIUSサーバーの登録は完了だ。続いて、Admin認証にこのサーバーを使用するように設定をしよう。

メニューバーより、Configuration > Admin > Administratorsへと移動する。

Admin Privileges: External admin has read-write privilegeを選択 [設定変更可能な管理ユーザーを作るため、RWを選択]
Admin Auth Server: Local/RADIUSを選択

現状ではRADIUSでPrivilegeパラメータを提供していないため、NetScreen上でRW, ROを選択する必要がある。今回はRWを指定したが、ROにすることもできる。

ここまで設定したらApplyボタンを押し設定を反映する。

これで管理ユーザーの認証にRADIUSサーバーを使用し、Linuxユーザーを使用したログインが可能になったはずだ。

一度ログアウトをし、任意のLinuxユーザーでNetScreenにログインを試みてもらいたい。